西武・渡部聖弥「DNAの突然変異」が生んだ驚異の下半身…新人王レース独走、14試合で打率.453

公開日: 更新日:

 評論家の山崎裕之氏は「ひと言で言えば、下半身の粘りです」と、こう続ける。

「打撃でタイミングが多少ずれても、ヒザと腰で踏ん張り、瞬間的にボールに合わせてしっかりとスイングができる。合わせると言っても、当てにいくような打撃はしない。自分の理想とするスイングが崩されても、体が開かないので打率が残せる。この下半身の強さは天性のものではないか。こうしたタイプの打者は大崩れはしない。壁に当たっても成績は急落しないでしょう。今はまだ本塁打はゼロですが、プロの水に慣れてくれば一発も打ち出すと思う。心配事といえば、ルーキーなので体力がどこまでもつか、くらいです」

 昨季はパ史上ワーストとなるチーム打率.212の貧打に沈んだ西武。渡部の活躍は打撃改善の兆しとなるか。

  ◇  ◇  ◇

 日刊ゲンダイは今春キャンプで西口監督を直撃。そこで明かされた昨季の「歴史的貧打の原因」は何か。あの時、西武で何が起きていたのか。チーム再建の展望、意気込みは。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  2. 2

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  3. 3

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  4. 4

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  5. 5

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  1. 6

    開星(島根)野々村直通監督「グラウンドで倒れたら本望?そういうのはない。子供にも失礼ですから」

  2. 7

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  3. 8

    風間俊介の“きゅるるん瞳”、庄司浩平人気もうなぎ上り!《BL苦手》も虜にするテレ東深夜ドラマの“沼り力”

  4. 9

    前代未聞! 広陵途中辞退の根底に「甲子園至上主義」…それを助長するNHK、朝日、毎日の罪

  5. 10

    山下美夢有が「素人ゴルファー」の父親の教えでメジャータイトルを取れたワケ