西武・髙橋光成に一筋の光明…球団ワースト13連敗もスタイルチェンジでオリ打線翻弄

公開日: 更新日:

 また勝ち星に見放された。

 西武髙橋光成(28)が昨15日のオリックス戦に先発。7回116球を投げ、4安打3四球1失点と粘投したものの、味方打線が散発の4安打と沈黙し、援護点は得られず。2023年9月10日以来、583日ぶりの勝利どころか、今季2敗目を喫した。昨季からは球団ワーストの13連敗。19戦白星ナシである。

 それでも1失点に抑えたように、収穫がなかったわけではない。

「立ち上がりから直球のコントロールが利かず、ボール球を連発。カットボールと同じような回転がかかり、大半が右打者の外角にそれていった。二回は連続四球を与え、そのまま投げ続ければ大量失点もあり得たでしょう。しかし、髙橋は三回から投球のほとんどをカット、スライダー、フォーク、カーブの変化球に切り替え、以降は無失点。相変わらず直球は暴れていたし、『試合中に修正できた』とは言い難いものの、スタイルをチェンジして好調のオリックス打線を翻弄できたのは収穫ですよ」

 とは球団OB。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち