WBCで誹謗中傷殺到の日本ハム伊藤大海が抱える“不安要素” 開幕投手決定も心と体のキズは癒えたのか

公開日: 更新日:

 日本ハム新庄剛志監督(54)が26日、開幕カードを戦うソフトバンクの小久保監督と開幕前日会見に出席。27日の開幕戦の予告先発を問われ、「伊藤(大海=28)君が歯が痛いっていうことで細野君でいきたい」とジョークで会場を笑わせたものの、小久保監督に「ウソでしょ?」と突っ込まれると、「伊藤君でいきたい」と予定通り、指名した。

 伊藤は昨季、最多勝利(14勝)と最多奪三振(195)のタイトルを獲得し、沢村賞を初受賞。侍ジャパン入りしたWBCでは、準々決勝のベネズエラ戦で1点リードの六回に登板し、逆転3ランを浴びて敗退。1次ラウンドの韓国戦でも「第2先発」として3イニングを投げて2失点だった。準々決勝で「敗戦投手」になったことで、SNSなどで誹謗中傷が殺到。それでも新庄監督は「5000%開幕投手。そんな弱いピッチャーじゃないし、弱い人間じゃない。僕と伊藤君は2人とも言われるタイプ。この数年間で精神的に強くなっている」と擁護したものの、さる球界関係者がこう言った。

「WBCでは『第2先発』を任されたが、状態はイマイチ。今回開幕投手を務めるとはいえ、大バッシングを受けたメンタル的にも、WBCの激戦後という肉体的にも、不安要素は多い。前回大会の例をみても、WBC組の投手のほとんどがシーズン中に故障など、何かしらの後遺症に苦しんだ。その点でも心配ではある」

 伊藤はこの日、「普通だったら(開幕投手は)やめとこうかとなるところだけど、自分の気持ちを尊重してくれた。僕自身は感謝しているし、それに応えたい」と前を向いたが、新庄監督の期待に沿えるか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    日本ハムは「自前球場」で過去最高益!潤沢資金で球界ワーストの“渋チン球団”から大変貌

  2. 2

    巨人・甲斐拓也「あと4年続く地獄」…FA入団2年目にして上にも下にも居場所なし

  3. 3

    あの落合博満氏が認めた「天才打者」…多くの引き出しを持つ順応性こそが大きな武器だった

  4. 4

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

  5. 5

    巨人・戸郷翔征トレード獲得に他球団が虎視眈々 「ウチなら再生できる」「環境を変えた方がいい」

  1. 6

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?

  2. 7

    「投手の墓場」で好投する菅野智之の価値 僕が日本人史上2人目の本塁打を打ったのもクアーズフィールド

  3. 8

    佐々木朗希vsシーハン 「マイナー落ち」めぐるドジャース崖っぷち2投手がちんこ勝負

  4. 9

    巨人にFA松本剛は必要だったのか…批判殺到する本人よりも「責められるべき人間がいる」と他球団関係者

  5. 10

    ドジャースが大谷翔平のリアル二刀流に制限をかける日 本人は「投げているから打てない」否定するが…

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子×テレ東イケメンアナ“お泊り愛”の行方…女子プロは「体に変化が出る」とも

  2. 2

    『SHOGUN 将軍』シーズン2撮影中の榎木孝明さん「世界的な時代劇映画のプロデュースに関わりたい」

  3. 3

    ヘタクソ女子プロはすぐバレる!ツアー史上最短「98ヤード」の15番のカラクリ

  4. 4

    サバンナ高橋茂雄いじめ謝罪のウラ… 光る相方・八木真澄の“ホワイトナイト”ぶり 関西では人柄が高評価

  5. 5

    《タニマチの同伴女性の太ももを触ったバカ》を2発殴打…元横綱照ノ富士に大甘処分のウラ側

  1. 6

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  2. 7

    SixTONESが日テレ「24時間テレビ」出演発表で次に“熱愛”が撮られるメンバーとファンが喜べない事情

  3. 8

    犯人探しはまだまだ続く? 中山功太案件“解決”で強まる「パンサー尾形の件は誰なの?」の疑問

  4. 9

    小結高安を怒らせた? 横綱豊昇龍が初日黒星でいきなりアクシデント→休場の自業自得

  5. 10

    消えないナフサ供給不安、現場にはモノ届かず…高市首相4.16明言「目詰まり解消」はやはり大ウソだった