トランプ大統領の放言とガソリン高騰が“ガチ連動” 1ガロン4ドル突破目前で米国内は暴動寸前
米国とイスラエルの対イラン軍事作戦開始から28日で1カ月。朝令暮改を繰り返し、根拠不明な発言を連発するトランプ大統領の不気味さが際立っている。イランが否定する交戦終結交渉をめぐり、26日も「彼らは合意を強く望んでいる」と主張。焦りの色がアリアリだ。不可解な言動は、低迷する支持率の悪材料となる国内ガソリン価格の高騰と連動している。
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トランプ大統領は26日も冗舌だった。共和党のイベントで「我々は圧倒的に勝っている。中東でイランに対して行っているのは誰も目にしたことがないようなことだ」と自画自賛。「彼らは交渉に応じており、合意を強く望んでいるが、自国民に殺されるのではないかとの考えから、言い出すのを恐れている。我々に殺害されることへの恐怖感もある」と持論を展開した。
一方、イランのアラグチ外相は国営テレビで米国が複数の仲介者を通じてメッセージを送ってきていると説明し、「現在のところ、米国側との交渉や対話は行われていないと断言する」と言い切った。ホワイトハウスのレビット報道官が「トランプ大統領が嘘をつくことはない」とフォローしなければならないほど、トランプ大統領は怪しさを増している。
それもそのはずで、車社会の米国で不可欠なガソリンの価格が一本調子で急上昇。「米国市民の堪忍袋の緒が切れる『4ドルの壁』の突破が目前。その水準が長期間に及べば暴動が起きても不思議ではない」(市場関係者)からだ。AAA(全米自動車協会)によると、26日のレギュラーガソリン全米平均価格は1ガロン(約3.8リットル)=3.98ドル。イラン攻撃前から3割超も上昇し、このところ3.9ドル台に張り付いている。4ドルの大台に乗るのは時間の問題だ。トランプ大統領がトンデモ発言をぶちかますのは、決まってガソリン価格が節目に差し掛かった時と言っていい。


















