プロ野球は「二軍」といえど自治体から引く手あまた…地域経済活性に加え、選手の住民税収入も

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 二軍といえど、プロ野球球団の誘致は地域経済の起爆剤になり得るとの期待がある。例えば、昨年の巨人のイースタン・リーグの主催試合の入場者数は63試合で10万1891人で、5年ぶりに10万人の大台を超えた。24年に独立リーグのBCリーグからプロ野球の二軍に参入した新潟アルビレックスも1年目の昨季は、ホーム戦の平均入場者数が参入前年の570人から約2倍の1247人だったと発表している。

 用地や財源の確保などの問題はあるものの、自治体は減少が続く人口の増加への期待も抱く。加えて、選手寮に住む新人選手や若手選手が住民票を移すことによって入る住民税などもバカにならないという。

「鎌ケ谷のみなさんには本当にもう感謝しかないです」

 と、栗山CBOは話したが、“財源”を失う鎌ケ谷は泣くに泣けない?

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