山本由伸を襲うドジャース“負のジンクス”…過去3人の球宴先発投手が後半戦は急失速or表彰逃す
カーショーはサイ・ヤング賞の最終候補にすら残れず
これまでド軍でオールスターの先発投手を務めたのは2006年のペニー、15年のグリンキー、19年の柳賢振、22年カーショーの4人。中でもペニーは10勝2敗、防御率2.91で前半戦を折り返しながら、後半戦は腰痛に苦しんだこともあり、6勝7敗、防御率6.25と成績は大幅に低下した。カーショーは前半戦に7勝2敗、防御率2.13でサイ・ヤング賞の筆頭候補に挙げられた。後半戦は5勝の上積みがあったものの、腰痛で8月から約1カ月間、戦線離脱。結果的にサイ・ヤング賞の最終候補にすら残れなかった。
15年のグリンキーは年間を通してローテを守り、19勝3敗、防御率1.66の好結果を残しながら、シーズン終盤にライバルに勝ち星で抜かれて、こちらもサイ・ヤング賞を逃すハメに。
ナを率いるド軍のロバーツ監督は後半戦も山本にエース級の働きを期待している。この日の試合前にはレギュラーシーズンでの登板を優先させると示唆したが、球宴での起用に頭を悩まされそうだ。
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ところでドジャースと言えば、佐々木朗希の惨状に注目が集まっている。ロバーツ監督はマイナー降格を示唆しているが、実のところ、そうなったらなったでドジャースとしては好都合だという。いったいどういうことか。いま、“お荷物状態”の佐々木が置かれている状況とは。
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