日本ハム新庄監督の頭を悩ます万波中正の“低空飛行”…8月は打率.197とドン底

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 9月以降、24試合中10試合を本拠地エスコンフィールドで戦う日本ハムにとって、万波の低空飛行は痛い。なにせ、日本ハムの投手陣はパ6球団の本拠地中、自軍のエスコンを最も苦手にしている。防御率2.83は、同2位でソフトバンクが使用するみずほPAYPAYドームの2.20を大きく下回る。エスコンは本塁打が出やすく、対戦相手もその恩恵に預かっている。いよいよもって、万波が復調してくれないと困るのだ。

 まして、逆転優勝を叶えたとして、CSでソフトバンクが勝ち上がってくれば、なおさら破壊力は必要。この両軍がエスコンで対戦する場合は点の取り合いになるケースが多い。

 日本ハムがソフトバンクを3タテした22~24日の3連戦は計13得点6失点だったが、7月末の3連戦は1勝2敗で11得点14失点。ソフトバンクはエスコンを4勝6敗とさほど苦手にしているわけでもなく、8月の月間24本塁打は月別で今季最多。ケガ人も次々に復帰し、いよいよ本領発揮の気配である。

 新庄監督就任以来初の優勝と日本シリーズ出場のカギは、万波が握っている。

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