(4)「ビフィズス菌」おすすめの取り方…認知機能の改善効果も

公開日: 更新日:

 ビフィズス菌には、最近、新しく解明された健康効果がある。

 まずは、認知症の抑制効果について。ビフィズス菌の一種「MCC1274」には、認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)患者の認知機能の改善、および脳萎縮の進行を抑制する働きがあることが明らかになっている。

 また、昨年発表された研究では、ヒトの腸にすむ一般的なビフィズス菌が、大腸菌などが産生するインドールという有害物質を、有益なインドール-3-乳酸(ILA)に変えることを確認している。

 有害物質のインドールは、肝臓で代謝されてインドキシル硫酸という毒素になる。腎機能が正常であれば、インドキシル硫酸は尿中に排泄されるが、腎機能に問題があるとインドキシル硫酸がなかなか排泄されず、血液や腎臓その他のさまざまな組織に蓄積し、腎不全などの障害を引き起こす。

 ビフィズス菌には、有害物質を無害なものにするだけでなく、ILAという有益な物質にする働きがあるということだ。

 先ほどの「MCC1274」も同様にILAを作り出すが、こうした働きが脳や免疫に良い影響を与える可能性があると考えられている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  2. 2

    ドジャース西地区5連覇に29球団から怨嗟の声 「カネもアタマもあってズルまでしてりゃ勝って当然」

  3. 3

    中森明菜が完全復活 結果的に長期休養がその価値を上げたが、応えられるだけの資質を持っていた

  4. 4

    尾野真千子がNHK朝ドラ返り咲き! 沖縄と東京を行き来する「女優」と「女将」二刀流ワンダフルライフ

  5. 5

    ドジャースは“大谷抜きポストシーズン”を想定か…指定席「1番・DH」に21歳デポーラ

  1. 6

    ソフトバンク3連覇でも“札束攻勢”止まらず…今オフ仕掛ける「補強リスト」仰天の中身

  2. 7

    参院のドン放逐で「消費減税」窮地の高市首相に公明党が“助け船”? 現金給付「前倒し」が賛成条件か

  3. 8

    阪神・佐藤輝明のドジャース入りに暗雲か? 大谷翔平が思わぬ“遠因”になる可能性

  4. 9

    日本ハム新庄監督がソフトバンク3連覇の“MVP” 挑発ことごとく空回りで5勝18敗2分け、最後までVアシスト

  5. 10

    クレイジーケンバンド横山剣さん「年に関係なく、カッコいいものはカッコいいって思いますね」