大の里と豊昇龍が初日から2連勝でも…「お礼参り」しない令和の横綱は不安だらけ

公開日: 更新日:

大の里は先場所、琴勝峰に負けた挙げ句、土俵下までぶん投げられた。あの一番で琴勝峰は自信を深めたはず。次に対戦する時は、迷いなく当たってきますよ。自分を負かした相手の元に出稽古に行かなければ、難敵を増やすだけ。豊昇龍もそうだが、自分のことでいっぱいいっぱいになって他の力士にまで気が回らないのか。あるいは性格が優しいというか甘いのか……」(同)

 令和横綱ならでは、といったら言い過ぎか。

  ◇  ◇  ◇

 ところで、昇進後は優勝のない両横綱は今度こそ賜杯を掴むのか。若隆景は大関昇進を叶えられるのか。あるいは、先場所のように、平幕力士が話題をかっさらうのか。ファンが気になる9月場所の見どころ、展望を「大相撲ジャーナル」の元編集長、長山聡氏が徹底解説してくれた。

●関連記事【もっと読む】…は、大相撲ファンなら要チェックだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性