ブラジル戦初勝利で見えた森保Jの重大欠陥…王国の”一軍半”に2失点、WBは日本のアキレス腱

公開日: 更新日:

「日本はいずれも5バックの両サイドを突かれて失点を重ねた。WGの守備は日本のアキレス腱。今後も対戦相手は日本の弱点を研究し、執拗に突いてくるでしょう。本大会に向けて改善すべき点です」

 メディアが「ミラクル大逆転」と大騒ぎする後半の3得点で課題は雲散霧消しそうだが、そのうちの2得点は敵失にも助けられてのもの。MF南野拓実(モナコ/フランス)が挙げた日本の1点目は、自ゴール前で軸足を滑らせた相手CBのパスがフリーの南野に渡った。その10分後のFW中村のゴールも相手DFのクリアミスというラッキーがあった。最後はFW上田綺世(フェイエノールト/オランダ)が決勝点を決めたが、

「W杯ではそんなに簡単にいかない。ブラジルももっと厳しい戦いをしてくる」

 と、森保監督は気を引き締めた。「目標はW杯優勝」と公言する以上、スポーツメディアと一緒に浮かれるわけにはいかない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    彬子さま三笠宮家“新当主”で…麻生太郎氏が気を揉む実妹・信子さま「母娘の断絶」と「女性宮家問題」

  4. 4

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  5. 5

    ヤクルト池山新監督の「意外な評判」 二軍を率いて最下位、その手腕を不安視する声が少なくないが…

  1. 6

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  2. 7

    違法薬物で逮捕された元NHKアナ塚本堅一さんは、依存症予防教育アドバイザーとして再出発していた

  3. 8

    大麻所持の清水尋也、保釈後も広がる波紋…水面下で進む"芋づる式逮捕"に芸能界は戦々恐々

  4. 9

    “行間”を深読みできない人が急増中…「無言の帰宅」の意味、なぜ分からないのか

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発