著者のコラム一覧
安倍昌彦スポーツライター

1955年、宮城県生まれ。早大卒。アマ時代に捕手としてプレーした経験を生かし、ドラフト候補のボールを実際に受けて取材するスタイルを確立。通称「流しのブルペン捕手」。自身が責任編集を務める雑誌「野球人」を始め、著書、寄稿は多数。

ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

公開日: 更新日:

 鈴木はソフトバンクにはいない横手の変則投手。シュートが大きな武器で、スライダーの切れもいい。何より、打者に向かっていく闘争心が素晴らしい。

 今春、大商大では監督や女房役である捕手が相次いで不祥事を起こし、6月の全日本大学野球選手権大会出場を辞退。春のリーグ戦はものすごい逆風を浴びました。それでも平然と優勝投手になった。この秋に肩を故障したものの、逆境の強さがプロの舞台でも生きるはずです。

 4位の相良雅斗(投手=岐阜協立大、右右)もホップ成分が豊富でストレートで空振りが取れる好投手。潜在能力の高さを感じます。5位の高橋隆慶(JR東日本)は、荒っぽかった打撃が社会人になって進化。勝負強さも魅力です。三塁手として、投手への声かけであったり、いわゆる捕って投げること以外の仕事もできる選手。4人とも、「実戦力」の高さが魅力です。

  ◇  ◇  ◇

 関連記事【損した球団】…も要チェックだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハム新庄監督がドラフト会議出席に気乗りしないワケ…ソフトB小久保監督は欠席表明

  2. 2

    佐々木麟太郎をドラフト指名する日本プロ球団の勝算…メジャーの評価は“激辛”、セDH制採用も後押し

  3. 3

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  4. 4

    小嶋陽菜はブランド17億円売却後に“暴漢トラブル”も…アパレル売れまくりの経営手腕と気になる結婚観

  5. 5

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  1. 6

    ドラフト目玉投手・石垣元気はメジャーから好条件オファー届かず…第1希望は「日本ハム経由で米挑戦」

  2. 7

    今秋ドラフトは不作!1位指名の事前公表がわずか3球団どまりのウラ側

  3. 8

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 9

    「仮面の忍者 赤影」で青影役 金子吉延さんは週5日の病院通いで「ダイジョーブ?」

  5. 10

    また日本中がブラック企業だらけになる…高市首相が案の定「労働時間規制」緩和指示の醜悪