広島・石原慶幸バッテリーコーチ「自己犠牲をいとわない選手が多いほどチームは強い」
第2ラウンドの韓国戦で、七回に城島が判定に不服な態度を取ったとして、退場処分に。ブルペンの電話が鳴り、石原コーチは急きょ、八回から途中出場した。大会での出場機会はその1試合のみだったが、石原コーチはこう言う。
「チーム全体に個々の選手が何でもやる、という空気があった。必死な感じです。スタメンとかスタメンじゃないというのが一切なくて、チームが一丸となって戦っていた。勝つために自分が何をしなくちゃいけないのか、全員が考えていました。原監督がよくおっしゃっていた『自己犠牲』を厭わない選手が多ければ多いほど、そのチームは強いと悟りました」
今大会は大谷翔平(ドジャース)を筆頭に、過去最多となる8人のメジャーリーガーが参戦。当時もイチロー、城島、稲葉ら複数のリーダータイプの選手がいた。船頭多くして何とやら。チームはまとまるのか──。
「僕は立場が違うので語れません(笑)。でも、当時はイチローさんがまとめるとかじゃなくて、みんながそれぞれの持ち場で自分の仕事に徹するという感じでした。今回もそれでいいんじゃないでしょうか」
石原コーチとしても、得難い経験になった。
「あのメンバーの中にいられたことは本当に幸せでした。現役生活の中で得られないような、貴重な財産になりました。(広島から唯一選出された)小園(海斗)も大きくなって帰ってきて欲しいですね」



















