東京・銀座の“ガチチュニジアン”を食らってわかった敵の正体…21日13時に森保ジャパンと激突!
初戦スウェーデン戦の結果には大ショック
何を尋ねても陽気に答えてくれたモラドさんだが、サッカーの話になると、途端に表情が曇った。
「チュニジア人は、本当にサッカーが好きなんです。ご飯よりサッカーが先。サッカーを見てからご飯を食べるくらい」
W杯となれば、試合開始が午前3時でも、全国民がテレビにかじりつく。それだけに、初戦でスウェーデンに1-5と大敗したショックは大きい。
「スウェーデンは直前の親善試合で調子が悪かったから、ひょっとしたらと思っていたんですけど。試合後はもう誰とも話したくない気分でした。当日はテレビ局から取材依頼があったけど、反射的に断ってしまったくらい落ち込みましたよ」
21日の決戦では、どちらを応援し、どんな結果を望むのか。
「実は、全チームの中で一番応援しているのは日本なんです。大人として日本で生きてきた時間の方が濃い。仕事も家族も日本にある。国内にはチュニジア人コミュニティーなんてのもなく、いまでは友達の大半が日本人ですからね。ただ、母国への思い入れは捨てられない。だから1-1の引き分けで、両国とも第3試合に望みをつないでほしいです」
“敵を知ろう”と乗り込んだはずが、うまい料理を味わい、チュニジア人店主との交流を経て、帰るころには、すっかり両国を応援したい気持ちになっていた。
勝負は勝負だが、どちらもガンバレ!
(取材・文=杉田帆崇/日刊ゲンダイ)



















