ドジャース大谷翔平「上腕二頭筋の違和感」への違和感…右肘アイシングと2日連続キャッチボール回避の怪

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「上腕二頭筋ではなく、肘にトラブル」か

「大谷は左膝と右肘にアイシングして会見場に現れたのです。左膝は以前から痛めている箇所ですけど、問題は右肘に施されたアイシングです。この日は投打同時出場とはいえ、投げたのは6イニング。降板からかなり時間が経っていて、通常のアイシングが終わっているタイミングだし、上腕二頭筋の違和感に対する処置だったとすれば、アイシングの場所も不自然でした。上腕二頭筋のある力こぶのあたりではなく、右肘から手首に向けたアイシングだった。周囲からは『あれ? 違和感は二頭筋じゃなかったの?』という声も上がったくらい。程度はともかく、仮に上腕二頭筋ではなく、肘にトラブルが生じていたとすれば、看過できない大問題ですから」

 この日はスタメン出場して適時打を放ったように、たとえ「右肘にトラブル」が生じていたとしても、打つ方はまったく問題ない。

 エンゼルス時代の2023年は右肘靱帯損傷が発覚して以降も打者として試合に出場していた。ポジションはDH。守備に就かず、投げる必要がないからで、バットスイング自体に支障はない。15日にフィラデルフィアで行われる米球宴はファン投票でメジャー全体の最多得票を集め、DHでの出場も決まっている。

 しかし、投げることは別。大谷の肩肘にはただでさえ大きな負荷がかかっているからだ。大谷の投球をチェックしているア・リーグのスカウトがこう言う。

「大谷は今年、投球フォームを改良した。本塁に向かって真っすぐ平行に体重移動できるようになった。昨年までは体が三塁方向にブレて、エネルギーが効率良く伝わらなかったが、今年はブレていない。開幕から全身の力をすべて、指先に伝えられるようになった。ところが、5月くらいから再びブレるケースが出てきた。いったん三塁方向にブレてしまった体を、真っすぐに戻して投げる。その際、肩肘には大きな負担がかかるのですが、体が三塁方向にブレると、腕が横振りに近くなってスイーパーが大きく真横に曲がるようになる。スイーパーの威力が増して打者を打ち取る確率がアップするだけに、本人は肩肘への負担を覚悟しながら、あえて昨年までのフォームで投げているのかもしれません」

 大谷は今季、言ってみれば身を削って投げているのだから、そもそも肩肘に異変が生じる予兆はあったことになる。

 ロバーツ監督は「(右上腕二頭筋の)違和感は残っていない」と言うけれども、違和感のあった場所が「右上腕二頭筋」ということ自体、不自然だし、実は肩肘に大きな負担がかかっていたという指摘もある。

 大谷の右腕が心配だ。

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