白井球審への“侮辱行為”で退場した一部始終「何やおまえ、いい加減にしろよ!おまえも未熟なんだから…」
すると、ぐちゃぐちゃになった輪の中にいた白井球審が右手を軽く挙げて「退場!」とひと声。その後、マイクを手にして場内にこうアナウンスした。
「審判に対する侮辱行為で退場と致します」
ベンチに下がりかけていた俺は白井球審に向かって全力疾走したが、プロ通算6度目の退場処分に。ちなみに、星野仙一監督も退場は6回。現役時代は一度もなく、全て監督になってからだった。
試合後、俺はメディアに対してこう言った。
「暴言は反省するし、制裁金も払う。でも、あれをストライクというなら、俺はマイナー(二軍)に行った方がいい。許せない。どんな気持ちで(最後の)ストライクの手を挙げたか聞きたい」
もちろん、抗議したことで判定がひっくり返るとは思っていない。
ただ、俺たち選手は生活がかかっている。だから、言うべきことは言わないといけない。一方で、審判が選手にナメられちゃいけないと思うのも理解できる。
そんな大立ち回りもあったその年、交流戦で調子を取り戻して本塁打を量産。終わってみれば、チームトップの28本塁打93打点をマークした。


















