大谷翔平は左膝より右肘が深刻か? 全力疾走できるのにキャッチボールすらしない不可解
投手断念した2023年シーズンも…
打撃や全力疾走は支障ないのに、投げることをしない、というか、投げられないとすれば、思い出されるのは2023年シーズンだ。
8月に右肘靱帯損傷が発覚、投手を断念しながら打者としては出場を続けた。特派員のひとりがこう言った。
「9月の打撃練習中に右脇腹を痛めたため、シーズン終了を待たずして右肘靱帯の修復手術をやりましたけど、打席には立ち、全力疾走もしていた。打つことも、走ることも大きな問題はなかった」
今回、左膝を痛めているのは間違いない。けれども、右肘まで痛めているとすれば、ブルペン入りを回避したのも、ブルペン投球から2日後にルーティンのキャッチボールをやらなかったのも納得がいく。
4日のパドレス戦で右上腕二頭筋の違和感を訴えたことについて、「違和感の原因はおそらく肘。肘を痛めると、上腕二頭筋もダメージを受ける」とア・リーグのスカウトは話しているし、ソフトバンクの球団統括本部付アドバイザーで野球解説者の和田毅氏は、テレビ朝日系の「報道ステーション」でこんな趣旨のことを話していた。
「膝の炎症の前は踏み込んだ左膝が開いていないのに、7月以降は炎症をうまくかわそうと膝をグラブの側に逃がしながら投げている」「上半身に負担がかかってしまうので、下と上の連動がうまくいかない」「上半身の負担という意味では心配な部分もある」
27日のメッツ戦を前に会見したロバーツ監督は「近いうちにキャッチボールを再開すると思う。ただ、いつになるかはまだ分からない。ショウヘイは今季中に投げると思っている」と、改めてマウンド復帰への期待を口にした。大谷が投手をやりたいのにできない本当の原因が右肘にあるのだとしたら、かなり深刻だ。
その大谷はこの日のメッツ戦に「1番・DH」で出場し、4打数1安打2三振。相手先発で昨季のナ・リーグ最多勝右腕(17勝6敗)ペラルタに対して初回、右中間への二塁打を放ったが、その後は2打席連続三振に倒れるなど、バットから快音は響かなかった。これで9戦連続ノーアーチである。
チームは逆転負けで、連勝は「4」でストップ。


















