2024年のU-15ワールドカップで世界一になった日本代表20人の進学先を見ると、大阪桐蔭に4人、仙台育英に3人、横浜に2人。この3校だけで9人を占めた。ただひとり中学2年生で代表に選出された愛知出身の丹羽裕聖も仙台育英に進学。1年生ながら今回の甲子園では、ここまで全4試合にスタメン出場している。
こうした構図は愛知に限った話ではない。逸材が流出した都道府県は甲子園でさらに勝ちにくくなり、その影響を受ける後輩たちもまた外へ──。負の連鎖が生じて、甲子園で勝つ都道府県と、そうでないところの格差は広がるばかりのようなのだ。