星野監督は本当に俺のことが嫌いだったんだろうなと思った 楽天退団時に耳にした“激怒”の一件
楽天は離れるが、別のユニホームを来て、また仙台に戻って来よう。そう思った。仙台のファンのみんなに「俺はまだまだ元気だぞ」というところを見せたい。その一心だった。
クビ宣告から1週間以上、スタメンはおろか代打でも出番なし。一軍には同行していたものの、ベンチ内での“飼い殺し”が続いた。
そして10月9日、退団会見に臨んだ。
「若ければメジャーも目指したかったけどね」
そんな冗談を言ってみたものの、仙台を去らなければいけない寂しさがすぐにこみ上げてくる。涙をこらえ、不甲斐ない成績の責任を取ること、それでもまだ現役を続けたいことを伝えた。
翌10日、メディアに退団会見の記事が掲載された。俺と首脳陣との確執について言及するものもあった。記事を読んだ星野監督は「何で俺に取材せんと書いとるんや」と、記者を呼びつけて激怒したらしい。そんな話を聞いていると、本当に俺のことが嫌いだったんだろうなと思う。
レギュラーシーズン最終戦は19日だったが、CS争いの最中で水を差したくない。そう思い、10日を俺の中の「楽天最終戦」と決めた。


















