松井秀喜は高知のスナックで尾崎豊の「I LOVE YOU」を熱唱 その腕前はかなり…
95年、巨人がペナントを逃し、松井が高知の黒潮リーグ(二軍のオープン戦)に参加したときのことだ。
その日、宿舎の夕食はしゃぶしゃぶだった。肉をたくさん食べる野球選手は珍しくないが、わたしが驚いたのは松井が食べた野菜の量だった。大皿に山盛りになった野菜を、マイペースで平らげていく。
お代わりを重ね、ひとりで軽く3人前の野菜は食べていたのではないか。松井のあまりの食べっぷりのよさに、一緒にいた村田善が唖然としていた。
イチローは偏食だった。キャンプ中の昼食も、牛乳と菓子パンを食べるくらい。沖縄のソーキそばやおにぎりには、ほとんど手をつけない。好きな物は「お母さんの作ったカレーライス」だと言っていた。
そこへいくと松井の食生活はイチローと対照的だった。肉だけでなく野菜も大量にバランスよくとっていた。体が大きいのも納得だし、飛び抜けた打球の速さの秘密を垣間見た気がした。
休日前の晩にはこんなこともあった。宿舎で夕食を済ませた後、わたしは山倉コーチ、松井、村田善と4人で高知市内のスナックに繰り出した。


















