広島・坂倉将吾「FA宣言」の必然…波紋を広げる新井監督の口だけ「生まれ変わります」
球団対応のまずさで選手間に浸透した不信感
指定薬物「エトミデート」(通称ゾンビたばこ)を使用したとして羽月隆太郎元選手が、今年5月に有罪判決を受け、解雇された。
さらにシーズン終了後には、ゾンビたばこに関連した疑惑が報じられた小園海斗、矢野雅哉、田村俊介、前川誠太の4選手と「来季の契約を結ばない」と発表。特に元侍ジャパンの小園やゴールデングラブ賞受賞歴のある矢野は主力だっただけに、チーム内外で衝撃が走った。
さる広島の球界関係者がこう言った。
「ゾンビたばこ問題で説明責任を果たさない球団の対応のまずさなどが散々指摘されたが、チーム内の選手たちもほぼ同じ反応で、FA権を取った3人ももちろん例外ではない。球団に愛想を尽かせ、FA移籍するだろうとみられているが、坂倉は選手会のメンバーでもあるし、球団の慰留を受けて残留を決断すれば、将来的に幹部候補になる選手。球団も坂倉だけでも残ってくれれば……と淡い期待を寄せていたが、その坂倉もFA宣言。床田を含め、これで3人全員の流出危機に陥っています」
10月3日の本拠地最終戦で新井貴浩監督は「我々カープは、来シーズン生まれ変わります」と宣言した。それなのに、発表された来季のコーチ人事は代わり映えのしないものだった。
「中でも疑問視されているのが、一軍打撃担当だった新井監督の弟・良太コーチの留任です。25年得点リーグワースト2位の打線を強化すべく今季、一軍打撃コーチに昇格したが、さらに貧打に泣いて431得点でリーグ最下位。1位のDeNAの557に100得点以上の差をつけられた。小窪哲也コーチを含め、ネット上では<打撃コーチ2人の残留はあり得ない>などの声が噴出している。『生まれ変わるとは口だけで、ファミリーメンバーを温情で残した』と言われても仕方ありません」(同)
ネットではさらに、<新井広島は来年も全く期待できない>などと荒れているが、そんな惨状だから、坂倉がFA宣言するのも、ある意味当然かもしれない。


















