複数ポジションも結構だが…阪神・藤川監督に問われるドラ1立石正広を「ポスト佐藤輝明」に育てる覚悟
「確定なんですか?」
2日の阪神・秋季キャンプで、藤川球児監督(46)が報道陣に逆質問した。昨年のドラフト1位、立石正広内野手(23)が二塁の守備練習を行った理由を問われた際のことだ。
複数ポジションの習得は「チームのバランスの一つ」と説明したが、三冠王・佐藤輝明(27)のメジャー移籍が実現すれば、ポッカリと穴が空く三塁を誰が担うのかは、来季に向けた大きな課題である。
そもそも、複数の守備位置をこなす最大の利点は出場機会が増えること。三塁でレギュラーをつかめなくても、二塁や外野で試合に出る道が開ける。二塁には中野拓夢というレギュラーがいるものの、その休養時などに備え、チームとして選択肢を増やしておきたい意図は理解できる。ただ、今季の立石が二塁を守ったのは1試合だけ。藤川監督も、現段階では立石を三塁の後継者と決めているわけではないのだろう。
立石の1年目は右脚の故障で出遅れ、一軍38試合で打率.192、2本塁打、10打点。125打数で41三振を喫した。秋季キャンプでは初日に67スイングで16本の柵越えを放ったものの、3日は体調不良で練習を欠席。4日も球場には姿を見せたが別メニュー調整だった。持ち前の長打力を発揮するには、まだ時間が必要とみられる。


















