大谷翔平の“前科”「WBC緊急登板」の再来にドジャース首脳陣は戦々恐々

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「彼(大谷)はWBCで投げない。昨年やったこと、そこに至るまでの過程、2026年に二刀流をやるための最善の準備を考えると、自然な判断だと思う。彼自身の判断だ」

 日本時間1日、本拠地のイベントで、ドジャースのロバーツ監督がこう言った。

 ところが同日、大谷翔平(31)自身はWBCで登板するかどうかの判断を聞かれ、「どうなんですかね。昨年復帰したばかりの状態で今年1年投げるにあたって、その時期に投げるのがどうなのかというところも含めて、状態うんぬんではないところも含めての話になってくるのかなと。そこはまた球団とのコミュニケーションですし」と、投げることに含みを持たせた。

 監督が「投げない」と断言したのに対し、大谷は微妙な言い回しだった。

 それでも「基本的にWBCは投げない方向で一致したのでしょう」と、現地特派員のひとりがこう続ける。

「昨年は投手として復帰したのが6月。開幕からフルに投げたわけではないのに、最後のワールドシリーズはマウンド上で肩で息をしていた。毎日DHで出場しながら本塁打を量産、なおかつ先発もこなすスタンスはそれだけ負担が大きいということ。本人はそういった体力面の不安に加え、肩肘の消耗も見据えている。すでに2度、右肘靱帯の修復手術を受けていて、次に同じ症状になったら投手断念も視野に入れている。大谷は基本的に投げることが大好きです。ドジャースとは今年も含めてあと8年、契約が残っている。一日でも長く投手を続けたい気持ちも、『この時期に投げるのがどうなのか』という発言につながったと思う」

 それなら大谷がWBCでの登板に含みを持たせたのはなぜか。

 2023年の前回大会では1次ラウンド初戦の中国戦と準々決勝のイタリア戦(いずれも東京ドーム)に投打の二刀流で先発登板。米国との決勝では九回にクローザーとしてマウンドに上がり、最後はエンゼルスの同僚でMVP3度のトラウト(34)を空振り三振に打ち取って胴上げ投手になった。

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