どんな傷でもスプレーすれば1秒で止血! 韓国で次世代止血剤が開発され注目集める
銃創のような命に関わる傷でもスプレーすれば1秒で止血できる──こんな驚異的性能の次世代止血剤が韓国で開発され、注目を集めている。
韓国科学技術院(KAIST)が開発した粉末型止血剤「AGCL粉末」で、開発者によると、傷口にスプレーすると、血液中のカルシウムなどと反応して瞬時に「ハイドロゲル」と呼ばれる水分を多く含んだゼリー状の物質に変化し、傷口を塞いで止血する。ハイドロゲルは自重の7倍もの血液を吸収できるという。
戦場で負傷した兵士の生存率アップを目的に開発されたもので、材料科学工学科のスティーブ・パク教授と生物科学科のサンヨン・ジョン教授が共同で指導し、韓国陸軍の現役少佐も研究チームに参加した。AGCL粉末は、湿度の高い環境でも約2年間性能を維持し、戦場や災害地域のような過酷な環境での使用に耐えるという。
AGCLは「アルギン酸」「ジェランガム」「キトサン」「グルタルアルデヒド架橋剤」という成分物質の頭文字。
研究論文は昨年10月に発表され、今月に入ってKAISTがSNSに記事を投稿したことで一般の注目が集まった。写真はフェイスブックの投稿に添えられたイメージ写真だ。戦場や災害地域以外でも、救急医療、発展途上国、医療過疎地域でも有用だと指摘する声も上がっている。
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