新選組の無名隊士を描いた短編集を上梓 小松エメル氏に聞く

公開日: 更新日:

「いちばん書きにくかったのは、近藤勇の養子になった近藤周平ですね。状況に流されて生きているので考えが読めない(笑い)」

 入隊はしたものの、自分の立ち位置がつかめなくてとまどう隊士の姿には、現在の若者と共通する憂いが感じられる。

「今回は番外編でしたが、次は王道を狙って(笑い)沖田と土方を描く本編の新選組を書こうと思っています」

▽1984年、東京都生まれ。母方の祖父がトルコ人で、エメルにはトルコ語で「美しい、優しい、強い」の意味がある。国学院大学文学部史学科卒業。08年、明治人情妖怪譚「一鬼夜行」でジャイブ小説大賞を受賞し、作家デビュー。主著に「夢追い月」「うわん 七つまでは神のうち」など。

(講談社 1600円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈47〉気仙沼ちゃんは民宿4軒経営の大女将に 説教してテレビで夫を募集させた甲斐があった

  2. 2

    阿部慎之助にした「今ならパワハラで即クビ」の指導&落合博満から学んだ仰天トレーニング

  3. 3

    モグライダーともしげが埼玉の中高一貫ミッションスクール聖望学園で打ち込んだアメフト《26年夏番外編》

  4. 4

    千葉秋季大会開幕も専大松戸が「来春センバツを狙う」と宣言できない切実なチーム事情

  5. 5

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  1. 6

    広島4番栗原に敵将・落合監督は「四球でいい」と助言を…

  2. 7

    timelesz猪俣周杜「傷害容疑で逮捕」に“ダブルでガッカリ“…ファンの計り知れない失望

  3. 8

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 9

    萩本欽一〈45〉斉藤清六を全国区にした誰も知らない裏話 “弟子入りNG”から評価を一転させたんです

  5. 10

    4度結婚した宇野千代の“不倫”をNHK朝ドラ「ブラッサム」はどう描く?「カーネーション」は真正面から