読書エッセー「ホンのひととき」を上梓した女優で作家・中江有里さんに聞く

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 最近は情報報道番組のコメンテーターとしても活躍する、女優で作家の中江有里氏。実は読書家としても知られ、NHK-BSの「週刊ブックレビュー」で故・児玉清さんとともに長年司会を務めた。現在も、新聞やWebに読書エッセーを連載中で、それをまとめたのが「ホンのひととき」(毎日新聞社 1500円)である。「読書は人との出会いと同じ」と言う中江氏。本を読むワクワク感はどんなところにあるのか。

 中江氏は年間300冊の本を読む。読書タイムは移動中や寝る前。新著に記された「読書日記」を眺めると、小説から科学ノンフィクションまで、幅広い。

「本を読むって、人との出会いととても似ていて、いろんな刺激を受け、自分自身が変化するんです。知らなかったことを知るのはもちろん、『あの時、自分が抱えていた感情って、ここに書かれていることじゃないだろうか』って気づかされたり。本から得られるものって、情報とか損得じゃない。いま自分が欲しているものが何なのか。本を読むことで、まだ形や言葉になっていないものが見つかったりする。それがものすごく面白いですね」

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