「ひと晩でズキズキ頭痛が7割消える!」齊藤徳翁著

公開日: 更新日:

 全国に3000万人もいるという慢性頭痛患者。しかし、痛みの原因が分からず、鎮痛剤を飲むなどして我慢するしか方法がない人がほとんどだろう。しかし、柔道整復師である著者が独自に開発した「神経最適化療法」を用いて電気通信大学協力のもと検証実験を行った結果、患者の7割が「痛みがゼロになった」と答えているという。

 その方法は、意外なほど簡単だ。まず、ドラッグストアなどで売っているテーピング用の「キネシオテープ」に、手芸用のビーズをまんべんなく振り掛けてくっつけ、これを頚椎に沿って首の後ろに貼るだけ。ビーズの一粒一粒が皮膚表層の圧覚や触覚を刺激し、脳へ痛みが伝わるのを遮断してくれるのだという。

 頭痛に悩んでいる人は読んでみては。

(幻冬舎 1000円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?