【年末に読みたい珠玉の時代・歴史小説】「風の如く 吉田松陰篇」富樫倫太郎著

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 翌早朝、松陰を再び訪ねた平九郎は、藩主の側近の奥番頭の息子・高杉晋作も父親から松下村塾への出入りを禁じられているため、家族が寝静まった深夜、松陰の元に通っていると知る。自分の甘さを恥じた平九郎は、寝る間を惜しみ、仕事の合間に塾に通い始める。「久坂玄瑞」「高杉晋作」へと続く3部作シリーズ第1弾。

(講談社 1500円+税)

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