「秘恋 日野富子異聞」鳥越碧著

公開日: 更新日:

 永享12(1440)年、代々将軍家に正室を送り出してきた日野家の次女に生まれた富子は、所領の日野の里に預けられ幼少時代を過ごす。しかし、8歳のときに姉が急死したため呼び戻され、御台所としての教育を受ける。

 7年後、足利8代将軍義政から富子を正室として迎え入れるとの使者が来訪。時同じくして、富子が待ち続けてきた男がようやく日野の里から訪ねてきた。男は、里でともに育った幼馴染みの伊作だった。

 今は喬之介と名乗る伊作は、富子を守るためにこれまで剣の腕を磨き、満を持して里を出てきたのだった。

 後世に悪女とされた日野富子の秘した恋心を描く歴史長編。

(講談社 1800円+税)

【連載】土曜あらかると

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網