「ランキングでわかるヨーロッパ各国気質」片野優・須貝典子著

公開日: 更新日:

 各世界ランキングを読み解きながら、ヨーロッパ27カ国の国民性の違いを明らかにするお国柄本。

 例えば、デフォルト寸前のギリシャ。経済状態は最悪だが、喫煙率・肥満児率・年間セックス回数は第1位。幸福度アンケートは第2位で、自殺率は最下位と楽天的な国民性がうかがえる。名目GDPが世界1位のルクセンブルクの人は日本人の1.6倍もの月給をもらっている。金融業に携わる人の比率が世界一だからだそうだ。

 その他、「世界によい影響を与えている国」(1位ドイツ)や、「2030年に生まれたい国」(1位スイス)など、さまざまなデータから意外な事実が明らかに。(草思社 1600円+税)



【連載】土曜あらかると

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?