「撤退するアメリカと『無秩序』の世紀」ブレット・スティーブンズ著、藤原朝子訳

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 米国の保守派論客による国際情勢コラム。オバマ大統領は「世界の警察官」というアメリカの伝統的な役割から撤退する政策に方向転換。かつては政治的左派が主張してきた「撤退」の声が、今や保守主流派にも広がっているという。アメリカのこうした内向きの外交政策が、イラクやシリア、ウクライナなどで権力の空白を生み出し、世界が取り返しのつかない無秩序に向かっていると警告。宗派や部族間の抗争が渦巻く世界では、話し合いで対立は解決できるという考えは通用せず、敵対的な相手は徹底的に叩かなければならないと主張する。

 政治家やジャーナリストを痛烈に批判しながら、強硬な外交政策とアメリカ単独行動主義を擁護した論考。(ダイヤモンド社 2400円+税)

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