「サスペンス映画ここにあり」川本三郎著

公開日:  更新日:

 復員兵のジョニーは妻のヘレンが愛人と一緒にいるのを見て、怒って家を出る。雨の中を歩いていると、ヴェロニカ・レイク扮する美女が車でホテルまで送ってくれる。ジョニーは「男は誰でも君に会ったことがある。夢の中で」などとキザなセリフを言って別れるが、その夜、妻が殺された。そして、かの美女はヘレンの愛人の妻だったことが判明する。(「青い戦慄」)

 ファム・ファタルや暗黒街が登場する1940~60年代のサスペンス映画55本を紹介。フリッツ・ラングの「口紅殺人事件」では「サイコ」より前にシャワールームの殺人が描かれているなど、著者ならではのウンチクがいっぱい。

(平凡社 2800円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    早とちり小池知事…都が鑑定の“バンクシー作品”には型紙が

  2. 2

    警察が運営阻止? 6代目山口組・高山若頭に早くも再逮捕説

  3. 3

    全豪OPで話題…大坂なおみが“スリム”になった深~い理由

  4. 4

    30歳適齢期は昔話 石原さとみ&深田恭子が結婚しないワケ

  5. 5

    したたか仏政府 ルノーとの経営統合要求で日産“強奪”狙い

  6. 6

    “年金博士”警鐘 支給年齢「68歳引き上げ」が意味すること

  7. 7

    持ち家派も…定年後は限りなく“住居費負担ゼロ”を目指す

  8. 8

    劇的試合続くも外国人記者ソッポ…錦織圭はなぜ“不人気”か

  9. 9

    やっぱり賃金は下がっている 虚飾の政権で沈む日本経済

  10. 10

    年商200億円の深キョン新恋人 “ホコリだらけ”の女性遍歴

もっと見る