全人類が集まってジャンプすると、大量の墓が必要になる!?

公開日: 更新日:

 しかし、問題はこの後に起こる。集まった人々は、誰かと待ち合わせて国に帰ろうと一斉に携帯電話を使いだす。そのすべてがこの地域の中継局にアクセスし、ネットワークは前例のない負荷でダウンする。ロードアイランド州のT・F・グリーン空港が全人類をそれぞれの故郷に送り届けるには、通常の500倍の処理能力を発揮して飛行機を飛ばし続けても数年以上かかる。

 食料や水は不足して略奪や殺し合いが起こり、ロードアイランド州には数週間のうちに数十億人分の墓場が必要になるだろうと本書。

 他にも、「地球上の海水をすべて抜き取ったら」「大気圏突入の熱でステーキが焼けるか」などの疑問に、ユーモアたっぷりに回答していく。


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは