全人類が集まってジャンプすると、大量の墓が必要になる!?

公開日: 更新日:

 しかし、問題はこの後に起こる。集まった人々は、誰かと待ち合わせて国に帰ろうと一斉に携帯電話を使いだす。そのすべてがこの地域の中継局にアクセスし、ネットワークは前例のない負荷でダウンする。ロードアイランド州のT・F・グリーン空港が全人類をそれぞれの故郷に送り届けるには、通常の500倍の処理能力を発揮して飛行機を飛ばし続けても数年以上かかる。

 食料や水は不足して略奪や殺し合いが起こり、ロードアイランド州には数週間のうちに数十億人分の墓場が必要になるだろうと本書。

 他にも、「地球上の海水をすべて抜き取ったら」「大気圏突入の熱でステーキが焼けるか」などの疑問に、ユーモアたっぷりに回答していく。


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因