公開日: 更新日:

「なぜかうまくいく人の『聞く』技術」谷本有香著

 ビジネスシーンで円滑なコミュニケーションを図るには、聞き上手になることが大切。とはいえ、受け身でただ聞くだけでは“デキるやつ”とは到底思われない。

 そこで本書が伝授するのが、「アクティブ・リスニング」。相手に気持ちよく話してもらいつつ、こちらの意見もさりげなく伝えるやり方だ。

 例えば、「切り返し質問法」。もし相手が「先日ハワイに行ってきた」と話したとしたら、単に「どうでしたか?」と聞くのではなく、「この時季のハワイは雨が多かったのでは?」「大人気のパンケーキ店には行かれましたか?」など、自分の引き出しの情報をフル活用して質問を切り返すのだ。相手に「この人は分かっているな」と思わせつつ、話を盛り上げることもできるだろう。(ダイヤモンド社 1400円+税)



最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状