「暗転」堂場瞬一著

公開日: 更新日:

 週刊誌の記者・辰巳が乗っていた満員電車が脱線事故を起こす。気が付くと辰巳は折り重なった乗客の上にいた。左足が動かず、割れた窓から救出されたとき、自分の下にいた女性の安否が気になったが、そのまま気を失ってしまう。搬送された病院で事故の犠牲者の数が続々と増えていることを知り戦慄する。辰巳の下にいたあの女性も同じ病院に搬送されたが、容体が急変し死んでしまう。

 女性の婚約者・滝本は、医師から彼女が妊娠していたことを教えられ、やり場のない怒りに駆られる。やがて辰巳や現場に駆り出された警官の高石は、鉄道会社が何かを隠しているのではないかと疑い始める。人気作家がつづる長編社会派ミステリー。(朝日新聞出版 680円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    「立花一派」の一網打尽が司法の意志…広がる捜査の手に内部情報漏した兵庫県議2人も戦々恐々

  3. 3

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”

  4. 4

    「ロイヤルファミリー」視聴率回復は《目黒蓮効果》説に異論も…ハリウッドデビューする“めめ”に足りないもの

  5. 5

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  1. 6

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  2. 7

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です

  3. 8

    元プロ野球投手の一場靖弘さん 裏金問題ドン底を経ての今

  4. 9

    米中が手を組み日本は「蚊帳の外」…切れ始めた「高市女性初首相」の賞味期限

  5. 10

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層