「内房線の猫たち 異説里見八犬伝」西村京太郎著

公開日:  更新日:

 酒とケンカに明け暮れる28歳の猫田は、留置場で知り合った小笠原に誘われ、千葉県の館山を訪ねる。小笠原によると、滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」のモデルになった里見家の忠臣の名前には、実は犬ではなく猫の文字が入っており、猫田はその末裔だというのだ。親に捨てられ施設で育った猫田は、その話に興味をそそられる。小笠原に連れられていった里見家の菩提寺の住職から見せてもらった資料にも、猫がつく名字が並んでいた。その深夜、ホテルで目覚めた猫田は窓の外を走る蒸気機関車を目撃する。不審を抱く猫田は、戦時中に鉄道連隊があった津田沼に足を運び、小田島という老人と知り合う。

 人気の十津川警部シリーズ最新刊。

(講談社 800円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    M4~5級が異例頻発…南海トラフ地震「1~2年後」と専門家

  2. 2

    水道法改正の裏で…民間業者「水を止める」と住民“脅迫”

  3. 3

    今度は雑誌がバカ売れ…女性の圧倒的支持を得た白石麻衣

  4. 4

    「第2の貴ノ岩」の懸念も…貴乃花が置いていった7人の地雷

  5. 5

    志村けんの「酒・カネ・オンナ」68歳の優雅な独身貴族生活

  6. 6

    偶然なのか…「不適切入試」の医学部はなぜかブラック病院

  7. 7

    4K&8Kテレビの選び方は…両方導入したプロが基礎を解説

  8. 8

    家庭内でも孤立…貴乃花が妻と弟子にした“正座説教”1時間

  9. 9

    専門家が指摘…あおり運転は善良なドライバーもやっている

  10. 10

    上沼恵美子で騒ぐ連中の勉強不足…便乗TVもどうかしている

もっと見る