「100円メガネで視力は回復する!!」平松類著

公開日: 更新日:

 本や新聞が読みにくい。薄暗くなると文字が見えにくい……などの症状は、目の老化現象である老眼の証し。毛様体筋という目の筋肉の柔軟性が損なわれ、ピント調節力が低下して起こるものだ。しかし、年のせいだからと諦める必要はないと本書。毛様体筋を緩めて筋肉の柔軟性を取り戻すトレーニングを行えば、ピント調節力を回復して老眼を克服できる可能性があるのだ。その方法とは、100円ショップで売っている「+2度の老眼鏡」をかけること。ピントが合わない状態を強制的につくることで、筋肉を効率的にほぐすことができるのだという。

 このメガネを1日5分間かけるだけで、外した直後から視界がクリアになるのが分かるはず。費用がたった100円という点もうれしい限りだ。(永岡書店 1000円+税)



最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発