「もの忘れを予防する健康脳トレーニングあのころ思い出し編」篠原菊紀著

公開日: 更新日:

 昭和30年代から平成10年代を中心に、流行や人物、映画、書籍、出来事などの“懐かしいもの”を集めて問題集にしたのが本書。とはいえ、フラフープやダッコちゃんなど、あまりに有名なものは取り上げられていない。それは、深い記憶を呼び覚まして脳に負荷をかけることが脳の活性につながるためだと、脳科学者の著者は説明している。

「昭和36年に流れたサントリーのCMは、“トリスを飲んで○○○へ行こう!”。○○○に当てはまるのは?」「“日露戦争”“秋山兄弟”“近代国家へ向かう日本”。この作品名と作家は?」など、楽しく取り組める思い出しクイズが満載だ。

 同年代の友人同士や夫婦で問題を出し合えば、盛り上がること間違いない。楽しみながら行えば、脳トレの効果も高まるだろう。(幻冬舎 1100円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  4. 4

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  5. 5

    timelesz篠塚大輝“炎上”より深刻な佐藤勝利の豹変…《ケンティとマリウス戻ってきて》とファン懇願

  1. 6

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  2. 7

    国民民主党“激ヤバ”女性議員ついに書類送検! 野党支持率でトップ返り咲きも玉木代表は苦悶

  3. 8

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  4. 9

    波瑠のゴールインだけじゃない? 年末年始スクープもしくは結婚発表が予想される大注目ビッグカップル7組総ざらい!

  5. 10

    アヤックス冨安健洋はJISSでのリハビリが奏功 「ガラスの下半身」返上し目指すはW杯優勝