「もの忘れを予防する健康脳トレーニングあのころ思い出し編」篠原菊紀著

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 昭和30年代から平成10年代を中心に、流行や人物、映画、書籍、出来事などの“懐かしいもの”を集めて問題集にしたのが本書。とはいえ、フラフープやダッコちゃんなど、あまりに有名なものは取り上げられていない。それは、深い記憶を呼び覚まして脳に負荷をかけることが脳の活性につながるためだと、脳科学者の著者は説明している。

「昭和36年に流れたサントリーのCMは、“トリスを飲んで○○○へ行こう!”。○○○に当てはまるのは?」「“日露戦争”“秋山兄弟”“近代国家へ向かう日本”。この作品名と作家は?」など、楽しく取り組める思い出しクイズが満載だ。

 同年代の友人同士や夫婦で問題を出し合えば、盛り上がること間違いない。楽しみながら行えば、脳トレの効果も高まるだろう。(幻冬舎 1100円+税)


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