• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「山人たちの賦」甲斐崎圭著

 北海道の日高山脈のふもとに住む行方さんは、30年以上の経験を持つ熊撃ち。その昔、カモ猟中に熊に遭遇した体験から、独学で熊撃ちを始め、これまでに人間のテリトリーを侵した100頭以上をとったという。

 わずか7、8メートルの至近距離まで間を詰めて一発で仕留める行方さんだが、何よりも大切なのは銃の技術よりも猟師の手・足・七感となる犬だという。

 本書は、ロープ1本で断崖絶壁に生える岩茸を採る群馬の松本さんや、秋田のマタギ・松橋さん、100キロ以上の荷物を担ぎ山小屋に運ぶ白馬岳のボッカ・太田さんなど、13人の日常に密着し、山で生きる人たちの暮らしと人生を追ったルポルタージュ。
(山と溪谷社 880円+税)


日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    キーマンは“任侠”代表 急浮上する山口組3派再統合話の行方

  2. 2

    黒田総裁は“白旗”か…ついに日銀が「株を買うのをやめた」

  3. 3

    総裁選の争点に 石破氏の秘策は「加計問題」と「脱原発」

  4. 4

    今年も唯一ゴルフ不参加…福田元首相はやっぱり“アベ嫌い”

  5. 5

    地元は必死に寄付金集め 金足農“想定外”快進撃の舞台側

  6. 6

    進学説の真偽は…金足農・吉田輝星めぐるプロ争奪戦の内幕

  7. 7

    イメージダウン必至の日本大学 新入生の半数は付属から

  8. 8

    逸材ゴロゴロ 夏の甲子園“契約金1億円”ドラ1候補7人の名前

  9. 9

    二軍で“塩漬け”の巨人ゲレーロ 古巣中日勢に漏らした本音

  10. 10

    ベトナムに完封負けも…森保U-21代表は優勝候補の韓国回避

もっと見る