• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「分断社会を終わらせる」井手英策、古市将人、宮﨑雅人著

 財政問題から、分断された日本社会の閉塞状況を分析し、打開策を提示するリポート。

 政府は景気対策のために多額の借金を財源に組み込み、都市中間層向けの所得減税と地方向けの公共投資を続ける代わりに、社会保障や教育は個人と市場にゆだねてきた。日本人の労働への義務意識が染み込んだこの「勤労国家レジーム」はかつて成長を支える好循環を生み出したが、今は負のフィードバックへと変質し、私たちの生きづらさや不安を増殖しているという。

 この負の遺産によって社会が陥っている「三つの罠」を解説。この罠から抜け出すために、人間の生存・生活に関わる基礎的ニーズを財政が満たす「必要原理」に基づいた財政戦略を提唱する。(筑摩書房 1600円+税)


日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もし破局したら…“恋愛露出狂”剛力&前澤社長の未来予想図

  2. 2

    逸材ゴロゴロ 夏の甲子園“契約金1億円”ドラ1候補7人の名前

  3. 3

    進学説の真偽は…金足農・吉田輝星めぐるプロ争奪戦の内幕

  4. 4

    キムタクは“御一行”で…被災地を単身訪れた斎藤工との差

  5. 5

    ガッツポーズ禁止と熱中症“美談化”…球児を潰すご都合主義

  6. 6

    カネと欲望がうごめく甲子園 ネット裏“怪情報”<上>

  7. 7

    剛力彩芽へ助言…私生活をSNSにアップする女優は伸びない

  8. 8

    まるで炎上商法 “超人ショー”と化した24時間TVの存在価値

  9. 9

    安倍首相が異例の神社参拝3連発 総裁選に不安で“神頼み”

  10. 10

    剛力は助言無視で再炎上…救えるのはバナナマン日村だけか

もっと見る