「北の男 第一部激流篇」塩澤幸登著

公開日: 更新日:

 炭鉱の町、夕張に生まれた小柳昌之は海外に羽ばたける仕事に憧れて、上京。3年の浪人生活を経て慶応大学に入学し、アイスクリームの製造販売をしているフタバ食品でアルバイトを始めた。

 売れ行きの落ちる冬場の商品として取り組んだ蒸しまんじゅうの販売で実績を挙げたのを認められ、卒業後に入社。2年目に、新設された弁当事業部の東京営業所の所長に任命され、弁当の売り込み先を探さなくてはならなくなった。これは本当にやりたかった仕事じゃないと考え始めたとき、週刊誌でジャーナリストの大森実が企画した洋上大学の記事を読む。

 後に池袋でパブレストランを開いて成功する男の一代記。(河出書房新社 2300円+税)


【連載】今日の新刊

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相の沖縄「慰霊の日」追悼スピーチは99%安倍元首相のコピペ…唯一の違いは旧日本軍の神聖化

  2. 2

    福岡ローカル「西鉄」が"本業"以外で大躍進のワケ 国際物流事業は国内4位でコロナ禍の営業収益は12%増

  3. 3

    高市首相の“恥”行動が海外に飛び火! 英タイムスがG7外交をディスり、英FTは国内財界との没交渉ぶりを暴露

  4. 4

    歌手・小椋佳さん「たばこの煙が悩みを解いてくれた」…82歳の今も週1でコンサート

  5. 5

    西武が交流戦初Vも…ワガママエース今井達也の放出こそが“最大の補強”だった説

  1. 6

    AKB峯岸みなみの“丸刈り写真” 世界中で相次ぐ目撃情報の謎

  2. 7

    【高校野球怪情報】沖縄尚学・末吉良丞“プロ回避”に現実味…左肘不安で浮上する「東都の名門」の影

  3. 8

    『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』オールキャリアを代表する傑作のトリセツに注意セヨ

  4. 9

    『グッド・デイ・サンシャイン』一筋縄ではいかないヘンテコこそが中期のすべて

  5. 10

    東京ビートルズの番組が、ビートルズ来日から60年後となる日に放送決定