超私的「京都本」特集

公開日: 更新日:

「できる人の『京都』術」柏井壽著

 京都に65年住む著者が、ツウ好みの京都旅をプロデュース。「名所旧跡」「食」「宿」の3項目で、お勧めスポットを伝授。まず、短時間であくせく回るのではなく、午前2カ所・午後2カ所の「カップリング歩き」がベストだそう。2カ所の選び方は「距離が近いこと」そして「共通または関連する物語があること」だ。やみくもに駆け足で巡るよりも記憶に残る旅になるという。天下人の政争の結果分かれた「東本願寺と西本願寺」、悲話と苦難の逸話を知る「千本釈迦堂と釘抜地蔵」などを提案している。

 食は「固執するべからず」「並ぶべからず」「振り回されるべからず」の3カ条で38店舗を紹介。高級な懐石料理だけでなく、おばんざいから喫茶店のカレースパゲティとかなり幅広い。

 宿に関しては意外な提案も。繁忙期で宿が取れない、または常軌を逸した金額で諦める前に、強く勧めるのが近隣他府県泊だ。実用的なガイド本として活用できる。(朝日新聞出版 780円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網