• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「暴君誕生」マット・タイービ著 神保哲生訳

 昨年、米バージニア州の小さな町で衝撃的な事件が起きた。白人至上主義者=ネオナチの集会に反対するデモに車が突っ込み、女性1人が犠牲になったのだ。

 この事件に対し、トランプ大統領は当事者双方に自制を促した。事実上、彼がネオナチを擁護した瞬間だ。ナチスを支持することは民主国家にとってはタブー。ではなぜ、アメリカはトランプを選んだのか?

 著者はその背景にアメリカが実質的にいまだ白人国家である(人口の76.2%)ことを指摘する。白人が政治不信を鬱積させていたのだ。企業の海外流出による雇用不安、さらに若者に圧倒的な支持を受けたサンダースの躍進の意味を学ばない民主党、トランプの力量を過小評価した共和党の現実も要因にあると説く。(ダイヤモンド社 1800円+税)


日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    沖縄県知事選で“黒歴史”隠し 佐喜真候補にもう一つの疑惑

  2. 2

    BTSとのコラボ中止に賛否 顔に泥塗られた秋元康“次の一手”

  3. 3

    台湾4割スラッガー王柏融めぐり 巨人vs阪神で争奪戦勃発

  4. 4

    “元彼”と同時引退? 幻に消えた安室奈美恵の「再婚」報道

  5. 5

    屈辱の本拠地負け越し…巨人が東京ドーム嫌いになったワケ

  6. 6

    OBも疑心暗鬼 巨人・由伸監督“続投示唆”から急失速のナゾ

  7. 7

    アマ競技で多発する不祥事 機能不全のJOCに解決できるのか

  8. 8

    狙われる関ジャニ∞…錦戸&大倉“ベッド写真”流出の裏事情

  9. 9

    花田家は崩壊寸前…貴乃花親方は協会批判し妻は見舞い拒否

  10. 10

    K-POPガールズ空前のブーム レコード会社熾烈争奪戦の行方

もっと見る