「感染領域」くろきすがや著

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 植物病理学者の安藤は、師である山際教授の指示でゼミの後輩で農水省に勤務する里中と九州に向かう。九州各地のトマト農家で葉や茎が赤色化する原因不明の病変が発生し、その原因を調べるための調査を依頼されたのだ。

 検体を持ち帰った安藤は、友人で世界最高の技術を誇るバイオハッカーのモモちゃんに病原体の特定を依頼する。数日後、安藤は九州出張で延期したミーティングのため、つくばにある種苗メーカーの研究所を訪ねる。しかし、研究所は警察によって封鎖されていた。聞くと、安藤の友人で新種のトマトを研究していた所員の倉内の遺体が実験室で見つかったという。

「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞を受賞したバイオサスペンス。

(宝島社 650円+税)

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