「スポーツの現場ではたらく」小松ゆたか著

公開日: 更新日:

 著者は、スポーツドクターとしてオリンピックをはじめ45もの世界大会に帯同した後、政治家に転身してスポーツ庁の創設に尽力。その体験を通し、アスリートを支えるプロフェッショナルたちの現場の実際を明かしたお仕事テキスト。

 スポーツドクターをはじめ、スポーツデンティスト(歯科)やアスレチックトレーナーなど、それぞれに必要な資格の習得法や収入を紹介。レスリング吉田沙保里選手やマラソンの藤原新選手ら、身近に接した選手たちのエピソードを交え、国際大会で選手たちの活躍を支えるスタッフの舞台裏を明かしながら、体調管理やアンチドーピング、メンタルケア、リハビリなど多岐にわたる仕事の内容と、やりがいを語る。(イースト・プレス 800円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」