「おいしい旅」太田和彦著

公開日: 更新日:

 居酒屋探訪家が旅先で堪能した名店の味をつづるグルメ紀行エッセー。

 まずは2度目の北陸新幹線で金沢へ。ホテルで旅装を解いて向かったのは、顔なじみの店「おでん高砂」。基本は屋台商売のため、注文から10秒で冷めないように厚手のコップにポットから注がれた酒が出てくる。それを一口含んでから、おでんをオーダー。お目当ての「かに面」は季節が終わってしまっていたが、ショウガ味噌で食べる牛スジや、大ぶりのバイ貝、おつゆをたっぷりと吸った車麩に舌鼓を打つ。

 その他、京都・祇園「平安」の「カラシソバ」、初めて訪ねた佐渡の居酒屋「伊麻里」の「フグ煮魚」、そして東京では美術館巡りとともに味わう老舗天ぷら屋の天丼など。ひとときの口福をお裾分けするシリーズ第2弾。

(集英社 730円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る