「クラシック音楽全史」松田亜有子著

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 マーケットが海外に広がったとき、ビジネスマンは何かと教養を問われる。世界共通の言語ともいえる音楽も、そのひとつ。特に言語を介せずに楽しむことができるクラシック音楽は、人と人とが出会う社交の場で、信頼関係を築く鍵になることも少なくない。

 本書は、クラシック音楽の楽しみ方や基礎知識をわかりやすく説いた虎の巻だ。

 音階や楽譜の誕生の歴史、音楽家の役割の変化、音楽と社会や経済との関係のほか、押さえておきたい作曲家や有名曲についても平易に解説してくれる。

 たとえばベートーベンは、①貴族のためでなく人類のために自分の気持ちを表現し②パトロンに頼らないフリー音楽家となり③先人のノウハウを駆使して完成形へと高めた音楽家として、3つの側面から紹介されている。

 巻末にはおすすめ曲10選と、クラシックが楽しめる映画30選つき。右も左もわからない初心者なら、それらの曲から聴いてみると、高いハードルもぐっと下がるかも。

(ダイヤモンド社 1600円+税)


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