「ねじれびと」原宏一著

公開日: 更新日:

 シゲキは友人の金子が平凡組合にハマっていることを聞き、ミーティングに参加した。いくつかのグループで討論しているが、そのうちのひとつでは、排尿するとき、ズボンのジッパーだけ下ろすか、ベルトのバックルと前ボタンを外してズボンべろん状態で排尿するかを議論している。

 世話役の佐伯氏によると、テーマごとに最も平凡なやり方を決め、その成果をデータベース化するという。金子同様ハマってしまったシゲキはプロジェクトメンバーに指名される。ところが、この組合は実は「平凡組合プロジェクト推進機構」という特殊法人で、とんでもない目的を持っていることが判明した。(「平凡組合」)

 ナンセンスに見えて実はブラックな短編など5編。

(祥伝社 1600円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網