「面白くて眠れなくなる生物学」長谷川英祐著

公開日: 更新日:

 生物学は、生物の多様で複雑な現象を対象にしているため、覚えることが多く、苦手だったという人も多い。しかし、進化生物学者の著者によると、生物の多様な現象は、進化の原則を知り、物理、化学の原則を生物に見られる現象と関連付けるだけで、理解しやすくなるという。本書は、さまざまな生物現象を、進化というひとつの流れの下で解説した入門テキスト。

 生物とは、約38億年前にただ一度だけ地球上に生じ、進化の過程を通して、現在の多様な姿に変化してきたものである。その過程を追いながら、DNAの構造や「遺伝・変異・選択」という進化が起こる条件などを解説。人間と同じようにうつ状態になるザリガニやミツバチなど、誰かに話したくなるエピソードが満載。

(PHP研究所 700円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    オコエ瑠偉 行方不明報道→退団の真相「巨人内に応援する人間はいない」の辛辣

  2. 2

    矢沢永吉&松任谷由実に桑田佳祐との"共演"再現論…NHK紅白歌合戦「視聴率30%台死守」で浮上

  3. 3

    ヤクルト青木宣親GMは大先輩にも遠慮なし “メジャー流”で池山新監督の組閣要望を突っぱねた

  4. 4

    神田沙也加さん「自裁」の動機と遺書…恋人との確執、愛犬の死、母との断絶

  5. 5

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  1. 6

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 7

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  3. 8

    阿部監督のせい?巨人「マエケン取り失敗」の深層 その独善的な振舞いは筒抜けだった

  4. 9

    大谷翔平、笑顔の裏に別の顔 日刊ゲンダイは花巻東時代からどう報じてきたか、紙面とともに振り返る

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情