「カインの子どもたち」浦賀和宏著

公開日: 更新日:

 アキの祖父・豪は、放火殺人の罪で死刑宣告を受けたが、47年も刑が執行されていない日本最長の未決囚だ。祖父のことで幼い頃からいじめを受けて育ったアキは、心のどこかで豪の死を望んでいた。

 そんなある日、ジャーナリストの莉菜が、祖父の無実を信じて支援活動を続ける父親を通じてアキに面会を申し込んできた。莉菜も死刑囚の孫だったが、彼女の祖父は獄中で病死している。喫茶店で会った莉菜は、自分の祖父が犯人とされた警察官殺人事件と、金貸しの女性が殺されたアキの祖父の事件は同一犯の可能性があると言いだす。莉菜の元に当時の事情を知る元警官から手紙が届いたのだという。 

 人殺しの孫である2人が、60年以上前の事件を調べる長編ミステリー。

(実業之日本社 648円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「左膝の半月板が割れ…」横綱・豊昇龍にまさかのアクシデントで稽古中止

  2. 2

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  3. 3

    「ラブホ密会」問題も何のその!小川晶前市長の超“人たらし”戦略 12日投開票の前橋市長選情勢

  4. 4

    アストロズ今井達也の西武への譲渡金ついに判明! NPB広報室から驚きの回答が

  5. 5

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  1. 6

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 7

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 8

    ロッテ前監督・吉井理人氏が大谷翔平を語る「アレを直せば、もっと良く、170kmくらい投げられる」

  4. 9

    松山千春がNHK紅白を「エコひいき」とバッサリ!歌手の“持ち時間”に求めた「平等」の正当性を考える

  5. 10

    オリックスへのトレードは中日が年俸の半分を肩代わりしてくれて実現した