「それからの四十七士」岡本さとる著

公開日: 更新日:

 浅野内匠頭が松の廊下で起こした刃傷事件に、甲府徳川家の当主、綱豊は関心を抱いた。内蔵助は綱豊の家臣、新井白石にお家再興を考えると答えたが、綱豊は赤穂の浪士があだ討ちをして武士の心意気を示すことを期待する。

 将軍綱吉は刃傷事件に激高して内匠頭を切腹させたが、綱豊が世間の浅野への同情が高まっていることを耳に入れると、吉良の屋敷を江戸城内郭から隅田川の向こうの本所に移した。それに乗じて、赤穂浪士は吉良の屋敷に討ち入ってあだ討ちを果たす。赤穂浪士の切腹が決まった後、綱豊は綱吉に「腹を切らせた体にして、赤穂浪士たちを密かに生かしてはいかが……」と提言する。

 ユニークな視点でその後の四十七士を描く時代小説。

 (祥伝社 1800円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3.30「緊急事態宣言」発令で描く 国会休会の仰天シナリオ

  2. 2

    深酒にガールズバー…志村けんコロナ感染で濃厚接触者多数

  3. 3

    休校期間中のスペイン旅行で娘が感染 呆れた親のモラル

  4. 4

    4月からTBSアナ 野村萬斎の娘を待ち受けるお局軍団の洗礼

  5. 5

    佐藤健「恋つづ」“キュン攻め”LINE人気に見えた新たな鉱脈

  6. 6

    昭恵夫人が“桜を見る会” 花見自粛要請中に私的開催の仰天

  7. 7

    中小企業を襲う“コロナ倒産ドミノ” 5月GWがタイムリミット

  8. 8

    小泉今日子が「あいまいな自粛要請」で踏み切った舞台現場

  9. 9

    可能性のドア解放 氷川きよしは自分の性分をさらけ出す

  10. 10

    不織布マスクのストックが…正しい「使い回し方」を知る

もっと見る